2010年09月
2010年09月29日
マキシム
(本当は中秋節イブに行きたかったけどたっくんのお熱で延期、次に決めた国慶節イブは親戚関係でボツ…もう何かのイブじゃなくていいから、行ける時に行こうって事になったのだった)
クリスマスイブ
結婚前に2人で、
結婚後に2.5人で、
たっくんが産まれて3人で、
毎年恒例になっていた幸運街のおフランス料理屋さん。
今年はクリスマスイブは一緒に過ごせないので、一緒に北京で過ごしている休暇の間に3.5人で行こう!
…と張り切って幸運街まで行ったのはいいものの、
ななななんとっ!
お店が閉店していたっ
嘆いても仕方ないので、前から行ってみたいって話していたSOLANAのおフランス料理屋さんマキシムに変更。
左上:うさぎちゃんお肉のサラダ
スープを挟んで
右上:私が選んだメインのお魚、タイ風味(おフランス料理!?)
左下:チーズ(食前の物だと思ってました…)
右下:デザート
お料理はどれも美味しかった。
何より大満足&嬉しかったのはサービス!
5つ☆のホテルのレストランならまだしも、北京市内でこんなサービスが出来るお店があるとはっ!! 感動っ!!
水がなくなった時につぎに来てくれるし、たっくんがめちゃ食べこぼすから紙ナフキン欲しいなって思った時に持ってきてくれたり、パパがワインを飲み終えた瞬間お飲物の追加確認に来たり、追加注文したいなって思って手をあげたらスッと来てくれたり…とにかくお客さんを見ているサービスなのだっ!
中国でこのサービスが出来るお店は初めてっ!
帰り際、私たちのテーブルを見てくれていた二人に気持ち良くお礼を伝えて帰ったのだった。
いつものお店がなくなってしまっていたのは悲しかったが、新しいお店の開拓のきっかけとなった。
価格もそれほど高くなかったし、いつかパリのマキシムへ行ってみようね…って事で、幸せな一時を過ごしたのであった。
一時休暇
嫁姑合戦に疲れ果てた嫁を、なんとか1日休戦させてあげようと、舅&姑が親戚に会う旅に出かけるのを決める前に旦那さまが予約してくれたホテル。
最初はやっぱりもったいないから…って頑張ろうとしたんやけどやっぱりダメで、体調を崩す前日に予約してもらったのだった。
どうせ舅&姑は家に居ないけどキャンセルももったいないし、北京でホテルに泊まるチャンスなんてまぁないだろうし、ななちゃんが生まれたらもっと有り得ないやろうから、楽しませてもらう事にした。
関係ないけど、お出かけ前にたっくんが机の上に並べた牛乳→
(普段こういうパックの牛乳は私は買わないのだが、姑たちが買ってきたもの)
背伸びしながら並べる姿を見ていて、トトロのメイちゃんがお父さんの机に花を並べてる映像を思い出した。
メイちゃんは「お父さん、お花屋さんね」って言いながら並べてたけど、私は「牛乳屋さん」か…(笑)
話を元に戻して…
本日のお宿は後海や鼓楼近くの竹園濱館→http://www.bbgh.com.cn/
市内やけどホテル内は静かで、サービスもまぁまぁやった。
ホテルの門をくぐると、昔ながらの中国の雰囲気。
←お部屋も超中華☆
古風だけど、お部屋にはネットどころかパソコンまであって、旅行者にはいいねっ!
お庭も良い雰囲気→
旅行ってのともちょっと違って、私ったらパスポート持参するのを忘れた。
事前にメールがあったので、結婚証(昔中国では男女が同室に泊るのに結婚証がなきゃダメやったらしい)は持ってたのだが…ビザの確認が取れないとダメってことで、取りに帰るはめに。
やんやんが行ってくれてる間、たっくんと私はお庭を散歩したり、お庭でおやつを食べたりしたのだった。
夕方、やんやんの高校時代の友達と合流。
後海周辺で夕食。
帰る時間を気にせず、ちょっと夜の市内を楽しめたのも久しぶり!
そしてたっくんを寝かしつけた後、私はホテル内のマッサージを堪能♪
妊婦だからって断られずに、寝るのは横向き、さらに力加減をしてくれた。
しかも夕方たっくんと遊んでる時にコースや価格を聞きに行った私の姿(その瞬間はおんぶしてた)を見ていて、腰やおしりや足等「ここらへんが疲れるでしょ」って言いながらマッサージしてくれる。「そこそこ~!」って感じで、もう超気持ちいいっ!
行くのが時間ぎりぎりになってしまったので、部屋のつけでお支払いの私は先にコースを決定、45分450元でチェックを済ませた状態であったのだが、色々お喋りしながら頭の先から足首まで10分程延長してマッサージしてくれたのだった。
ホテル内というだけあって割高なのが残念やけど、言わなくても疲れた場所を良い感じにマッサージしてくれて最高!
帰国するまでに是非是非もう一度行きたい。
そして朝、目覚めたのとほぼ同時にやんやんの携帯が鳴った。
これまた外出先の姑からで、2階のおじさんが怪我して病院に居て、おばさんもパニック状態やから見に行って!…という連絡だった。
前日はパスポートを取りに、翌日は親戚の急用で朝からパパ不在…
市内を楽しむ予定はちょっと残念な結果に終わった一時休暇だったが、それなりに堪能させてもらったのだった。
ちなみに、車は私たちに残し、やんやんは地下鉄で病院へ向かった。
病院で状況を把握してから連絡を取り、私はたっくんと家へ戻って待機することに。
朝ご飯をホテルで済ませ、たっくんと二人で車で昼前に帰宅したのだった。
ひとりでたっくんと外食…どうなる事かと思ったけど、そう言えば最近子供用椅子に座っていられる時間が長くなってたのかもっ! バイキング形式で色々取りに行く私を見える位置に座らせ、先にたっくんが食べられる物を前に並べておいたのが良かったのか、私が何度か席を立ち食べ終わるまで、めっちゃ良い子に一緒に食事が出来た☆すっご~い、たっくん!
2010年09月27日
急性胃腸炎
北京で仕事してる時、何度かなった急性胃腸炎。
今度は舅&姑との生活でなってしまった…。
胃は波打って痛いし、熱は39度まで上がるし、妊娠中で薬も飲めないししんどい。
昨日は何も出来ず、1日横になっていた。
家族らしくありたい…そんなメールを日本に居る時に中国のばあちゃんから貰った事があるから、そのためにも私のことも理解してもらわねばと思い、私からでは通じなかったので旦那さまから少~しだけ話してもらった。
でもやっぱりちっとも通じなかった(理解出来なかった)様子。
というか、自信満々で私の事も完璧理解してるつもりでいるようだったから、面白くなかったのかも知れない。
私の愚痴、かなり同じ事の繰り返しで、多少理解してもらわない事にはどうにもならんと思うんやけど…。
ちなみに旦那様に聞いてみた。
階下に住む弟のお嫁さんとは仲好しのばあちゃん。
もしも北京に居る間そのお家に泊ってたら、ずっと仲好しでいられる?
答えは…「NO」
旦那さまが子供の頃自分の親とも大喧嘩して、旦那さまを連れて家を出たらしい…ん~、手ごわい相手。
結局どっちが悪いとかじゃなくて、嫁姑というこの関係で性格がズレてる事が苦しいんだよね、きっと。
私は今朝も38度…
彼らは昨日旦那様の話の後に切符を買い、今朝早くから親戚との約束がある日までの3日間、高速列車で1時間のじいちゃんの産まれ故郷へと旅行へ行ったのだった。
なんだかなぁ…
とにかく今は早く体調を整えなきゃっ!
2010年09月25日
イライライライライライラ…
舅&姑の襲来から5日目。
もういっぱいいっぱいよ…(T_T)
本当は22日の中秋節を一緒に過ごして、1週間程で帰ってもらうつもりやったのに…
国慶節の連休も帰る気なし、いつまでだって居る勢い。
それが分かった到着当日から気が狂いそうやった。
旦那さまがなんとか国慶節後半は予定が色々あるという話をしてくれて、10月3日に帰ってもらう予定が立った。
13日間…
私には死にそうなくらい長く感じる。
4か月弱ぶりであるせっかくの家族3.5人の1ヶ月ちょっとの時間を、2週間も苦しんで過ごすはめになるとは…。
中秋節は親戚のおじさんを勝手に夕食に呼び、せっせと作るのまではおじさんにもお世話になってるし我慢するとして、「あなたは2品作って」と指示を出して来て、適当な時間帯になったら「今から作って」と私の予定も勝手に決めてくる。
今日は自分のお客さんをこれまた勝手に家に呼んだのだが、前日の話の中で「明日は○○が来るの。り~ほぇいは居ても居なくてもどっちでもいいわよ」みたいな発言。ここは私の住む家じゃぁ~~~っ! 私がいつ家にいようと勝手やろがぁ~~~っ!! お前の方が勝手に客呼ぶなぁ~~~っ!!!
たっくんは今ママ追いがスゴイ時期なので、機嫌のいい時しか彼らと遊ばない。
機嫌がいい時は「今日は機嫌がいい」なんていいながら喜んで遊ぶのだが、実は数時間前には「今日は機嫌が悪いな」って愚痴ったりしてる。どないやねんっ!
ひとたび機嫌が悪くなると「前はこんなんじゃなかった」とまるで私の育て方が悪いような言い方をしたりもする。
その時々で適当なことを言うので、もう聞いちゃいられない。
私は無表情で無反応。
付き合ってられへん。
到着したその日は初お熱の後半やったんやけど、機嫌が悪くて困ってたら「なんで泣いてるの?」って聞かれて、私もいくつか理由は思い浮かぶもよく分からんから「分からん」って答えたら、「私は息子の泣く理由は把握してた。理解すべきだ」と注意を受けた。
自信満々の性格の姑と、そうでない私…そいう違いも分からずにズケズケ言われると傷つく。
世の中のお母さんは子供の気持ちを本当に100%理解出来てるのか?
生活リズムが狂ってる上に、体調が悪かった子供の泣く理由を自信満々に答えられないのは私が悪いの??
彼らは後付けで「やっぱりしんどかったんだ」「お腹が気持ち悪かったんだ」「眠かったんだ」「お腹がすいてたんだ」と勝手な事ばっかり言う。
後付けなんて、誰にだって出来る。
寝かしつけたり、食べさせたり、その時々で対処したのは私。
しんどかったとか気持ち悪かったとかは、100%確かと証明出来ない勝手な判断。
自信を持って分かる時、なんだかよく分からない時、色々あっちゃいけないのか?
彼らがいると私の家は私の家でなくなり、帰るところがないような辛い気持ちになる。
まだたった5日しか過ぎてないなんて…
胎教にも絶対悪いよ。
考え方とか風習とか、何もかもが違いすぎるということ。
私の考え方を表現すること。
どれもどうせ伝えようとしても伝わらないというのは目に見えてる。
苦しいよ…。
2010年09月20日
2010年09月19日
2010年09月18日
4D
私の生活には何ら影響なかった。
昨日こっちで行ってる産婦人科へ行き、4Dにチャレンジしたのだが、位置が悪く、今朝もう一度行く事になった。
昨日先生に「今夜お話したり歌を歌ったりしてあげて」って言われてふと気付いた。
気にはかけてるつもりやったけど、そう言えばたっくんの方に気を取られて胎教というものをちっとも考えてなかった…ごめんっ!
昨夜から隙を見付けては話しかける事を意識しだした。
今朝は必死で早く行ったのだが、言われてた時間より遅れてしまい、結構待つはめに。
再度チャレンジしたのだが、やっぱり態勢が悪い。
逆子体操してから、もう一度チャレンジ!
3度目の正直!?
恥ずかしがり屋の二人目の顔が見れたっ!!
う~ん、パパかママというより、たっくん似!?
やっぱりへその緒が邪魔してハッキリ見えなかったそうだが、今日の先生は「女の子っぽいねぇ~」って。
今日からももちゃんと呼ぶ事にした。(またっ!?)
現在約480g、
元気な心臓やって♪
たった21週で、まだ小さいけどこんなに人の形してて、生命って本当に不思議。
元気に「スルッ、ポ~ンッ!」って産まれてきてねっ!
1月末に会おうっ!
2010年09月17日
改めて
久しぶりに「こんにちは」「ありがとう」「初めまして」「さようなら」以外全く分からない状態に陥って、改めて数年前を思い出した。
言いたい事はいっぱいあるのに言えず、苦しかった…。
数日間の旅行ならそれでもいいけど、住むとなるとそれではしんどい。
今回旦那さまの訳も少なく感じ、そこに居るのに周りと全く離れた空間ですごい孤独を感じ、何も言えない分からない辛さを思い出し…涙が出た。
そう言えば、北京の小さな大学で語学留学をした初めの月も、分からなくて苦しくて悲しくて泣いたなぁ…。
懐かしく思い出すと共に、二人目の出産をする前に、少しでもフランス語をマジで勉強せんとあかんわ!って痛感した。
今回北京では忙しいので、日本に帰ったらなんか習おうっ!
そしてもうひとつ、
駐在員さんの奥様ってスゴイ…
やっぱり自分で望んだ地へ行くのと、流れでそうなったので行くのとでは全く違うっ!
国の条件にもよるけど北京なら日本の物も買えるし、車で自由に動けるし、言葉もなんとかなるし、生活に困らない予算があるし、頼れる旦那さまもいる。
現在北京でどれだけ良い生活が出来てるのかっていうことに気付いた。
2010年09月16日
帰路
ヨーグルトといっても、チーズとの間くらいの固さで、味もチーズっぽくもある。
これが量もお腹にもいいようで、たっくんは全く便秘ではないのだが、やわめの時も、ちょっと外食で慣れない物を食べた時も整えてくれて助かった。
アハメッドさんに空港まで送ってもらい、無事帰路につく。
入国審査もめっちゃ時間がかかったが、出国もスゴイ。
荷物のチェックはカメラも無事に通過、ホッ☆
←離陸して間もなく、アルジェの上空。
帰りは旦那さまに同行して、エアーフランスのパリ経由エコノミーコース。
アルジェ―パリ間の3時間弱は、たっくんに空席もなく、サービスも簡単な食事1回しかなく、いけてな~い!って思った。
パリに着く1時間近く前、雪をかぶった山が見えた→
イタリアとおフランスの間、アルプス山脈やってぇ~!
思わず「口笛はなぜ~っ♪」って口ずさんでしまった。
パリの空港では5時間時間があった。
軽食しかなく、ちょっとつまらなかった。
山西省人の旦那さまが選んだパスタ。
日本人の私が選んだお寿司。
二人とも少々胃がお疲れだったのかな?
たっくんはお寿司をふたつ食べました。
(味はなかなか)
その後ちょっとお買い物。
日本円→元→ディナール→ユーロ…慣れない通貨が二つ並ぶと、はっきり言って金銭感覚全くナシ。
5時間…と思ってたけど、特に何もない割にはここはそれほど時間を感じなかった。
パリ―北京間は9時間…。
この時はスタッフが気を利かせて私たちの隣の席の人を空席へ移動させてくれ、たっくんにも空席が与えてもらえたおかげで助かった!
しかし9時間はやはり疲れる…。
何より機体が777、テレビやゲームが豊富(子連れでは意味なしやけど)で時間つぶしも出来るし、機内が綺麗でトイレも子連れで行きやすい。
トランジットでちょっと休憩も挟める。
今後もしも旦那さまと一緒ならばエアーフランスのエコノミーでもいいかも。
でももし一人で子連れなら…私はアルジェリア航空のビジネスクラスを選びたい。
チェックインも特別窓口やし、トータルでかかる時間が短いし、乗り換えの移動の手間もないし、席は比較的ゆったりやし、入国審査に早く辿り着けるから。
飛行機の中ではたっくんが寝てくれると一番助かる。
帰りは時間帯も関係してか、2時間半ほど寝てくれた。
←寝起きの頭…スゴイことにっ(汗)
長時間フライトだと、残り1時間前後になってくるとテンションが上がるね。
ちょうどその頃見えていた中国の山→
その土地によって、自然の形が違うのが面白い。
そして灰色にかすんで何も見えない北京に到着したのだった。
現地生活最終日
夜疲れてたっくんを寝かしつけると共に寝ちゃった。
朝少し早く目覚められたので、シャワーや片付けを済ませる。
6時過ぎの日の出直後を見られた。
いいお天気みたい。
滞在中ずっといいお天気だった。
アルジェリアは金曜日と土曜日が休日、日曜日の最終日は連休明けの出勤日。
8時半にベライッドさんが迎えに来てくれて、会社に戻る。
午前中は旦那さまはお仕事、私はたっくんがお昼寝したスキに荷造り開始!
お昼寝後になったので、ちょっと遅めのランチタイム…1階におりた時、現地スタッフの人が食べ終えたところだった。
何気ないランチタイムの風景だが、初めて彼らが食事してる姿を見たのだった。(太陽が出てる間は水も口にしないらしい…体に悪そう)
私たちもランチを終えた後、仕事の合間を縫って、私のお買い物タイムを旦那さまが作ってくれた。
運転手さん、案内人、旦那さま、たっくん…スゴイ人数である。
自分でたっくんを連れて動けない、この不自由さはこの10日間めっちゃ身にしみたのよね…。
そんな犠牲者達を連れて、私の買い物ツアー開始っ!
まだ50%くらいしかお店が開いておらず、満点とまではいかないけど、活気が出てきた市内へ。
お土産も買いたかったのだが、何よりこの服とスカーフの感じを真似てみたかった。
何件目か、服を見ていたら…
「はぁ~っ」とたっくんが案内人と旦那さまの分もまとめて溜息をついたっ(笑)
すんませんね…
お土産は先に見付かったけど、スカーフが見付からず。
歩きまわってそろそろ時間的にも厳しくなってきた頃、やっとこさお店を発見!
何枚かゲットしたところで、遠慮と疲れでお買い物終了。
私以外の人が安堵したのだった…。
私がお買い物した袋たち→
出発してから帰るまで、トータルで2時間半くらい。
超集中して、これまでの数日間抑えていたお買い物魂を爆発させたので、戻った時はドッと疲れが出てしまった…。
夕食はお仕事の関係の人と外食になったらしい。
お相手は連休初日のAlbertホテルでも夕食をご一緒した中国人だったので、私たちも同行する事になっていた。
お出かけまでにちょっとお片付け。
たっくんは窓辺で外を眺めたりお菓子を食べたりして待っていた。
←お気に入りの場所。
夕食はこれまた非公開チック、だけど口コミか何かで人がいっぱいの中華料理のお店に連れて行ってくれた。
お店は空港にほど近いところで、普通の建物の3階と4階部分が使われているよう。
私たちは4階のお部屋でいただいた。
そこから見えた、今回アルジェで見る最後の夕焼け→
モスリンの教会のシルエットが素敵やた。
私のためにとあっさりめの中華(といってもドッシリ重い)を用意してくれたとあって、とっても有難い。
お魚料理は現地の海鮮、海魚で美味しかった!(中国では北京を含む海沿い以外の街は川魚がメイン)
半日煮たという地鶏のスープも美味しかった!
でも最後にはやっぱり胃もたれしてたけど…(秘密)
帰宅後、たっくんを寝かせてから荷造り。
昔は随分前からせっせとやってたけど、最近は移動するのに潰れないように入ってりゃいいやって感じで適当になった。
大きなトランクが2つあったし、荷物持ちの心配せんでもいいし、荷物も気持ちもゆったりと簡単に出来上がって、私もちゃんと眠れた。
ホテル
門をくぐる時から他より凄かった。
初日のホテルは路上駐車、2日目のホテルはトランクチェック、でもこのホテルではトランクに加え、ボンネットまで開けさせられていた。
やはりテロの国なのか…。
でも門をくぐったところから、なんだかおとぎの国のような雰囲気になった。(そこは車で通り抜けただけで、残念ながらお写真なし…)
ロビーも美しいっ!
(左:フロント横のソファー、右:ロビー奥)
ロビーを通り抜けて、エレベーターへ。
その1階のエレベーターホール先は、お庭に続くバーへと続く。
そうそう、アルジェリア航空に乗った時から、私は「マダム」と呼ばれた。
こんな素敵なホテルに泊まって、マダムなんて呼ばれた時にゃ~、なんだか高貴な人になった気分!?
お庭に続くバーのテラス→
お天気も良くて空が綺麗、気候も過ごしやすくていい感じ!
←私たちが宿泊した2階のエレベーターホール
(どこのホテルもイギリス式で「2」=3階)
エレベーターホールからお部屋へと続く廊下→
お部屋は狭いけど、ベッドは一番大きくって、3人で寝るのにいい感じやった。
バスルームも綺麗で、水回りに煩いうちの父でもまず問題なさそうな感じ。
お風呂はジャグジー付き☆
3つとものホテルに共通だったのが、石鹸やシャンプー等はあったのだけど、歯ブラシや櫛やスリッパがどこにもなかった。
アルジェリアへ旅行の際は必需品みたい。
部屋から見た庭→
地中海をバックに。
プールへ遊びに行くも良し、お庭を散歩するも良し☆
大人だけなら優雅に、子連れでも楽しめるホテルな感じ。
ちょっとお菓子や飲物を持参して、ベンチでお喋りなんてのも素敵かもっ!
ホテルの建物の東側にあるので、夕方になると陰っちゃうので、昼間でも少し早い目の時間にお散歩したいところ。
到着後はプールで遊び、昼寝しちゃったので、翌朝また少しお散歩した。
朝の光は気持ちいいっ!
ちなみに宿泊費は…
1泊目のAlbertが7,000ディナール
2泊目のEl Aurassiが14,000ディナール
3泊目のEl Djazairが22,500ディナール
(元のだいたいの価格を教えてもらったけど、さらにそれを適当に日本円に換算したら随分誤差が出そうなので、興味のある方は換算してみてください)
連休3
連休最終日はムスタファさん担当。(やっぱり犠牲者)
朝お迎えに来てくれて、世界遺産「カスパ」を見に。
街の一区が丸々世界遺産?
規模は凄いけど、綺麗なところからキタナイところまで色々。
やっぱりお店は閉まってるので、のんびり歩いても仕方ない感じ。
車でサラッと走り抜けた。
フェンスの中は小さなグランド(サッカーやったと思う)だった→
ボロボロですやんっ…
この通りも両側お店がズラッと続いているのだけど、どこもかしこもお休みで閑散としている。
でも普段はスリも非常に多いらしく、まぁある意味安全に、風景を見られた訳だけど…さみしいな。
お目当ての民族服屋さんが一軒だけ開いていて、止めてもらった。
結局良い物がなくガッカリやったけど、周辺を少しお散歩。
ムスタファさんに抱っこしてもらって歩く→
そこにも今も使われてるのかは不明やけど、教会があった。(あっちこっち教会がいっぱい)
聞くところによると、今は人が住んでるこの地区を、政府が立退き命令を出したそうで、近々住人が居なくなるらしい。
お店はそのまま残して、整理するそうな。
…この生活感のある雰囲気がいいんじゃないのかな?
こんな膨大な量の建物を全て有効活用なんて出来へんやろうから、建物だけになったらもっとさびれちゃうんちゃうかなぁ…。
立退きになってしまう前に、もう一度普段の風景を見れたらいいなぁ~と思うのだった。
こんな露店パン屋さんが出る風景も、ここでは見られなくなっちゃう→
(パンとチーズはかなり美味しい)
現地人のムスタファさんも「あまり小道には入らない方がいい」なんて言ってたけど、こういうところも「味」なんじゃなかろうか?
通ってみたいけど、確かにちょっと怖いような雰囲気の小道がいっぱい。
カスパ見学の後は3軒目のホテル、El Djazairへ。
ホテルとしては一番お高かったけど、外に出てもお店も開いていないこの時期にも一番良かったかも知れない。
このホテルは次に単独で取り上げるとして…
チェックインの後はホテル内で過ごす事にし、ムスタファさん解放☆
そして私たちはランチへ。
お庭側のテラスも素敵だったが、プールサイドのテラスでお食事する事に。
←なんだかちょっとお坊っちゃまチックな雰囲気でお食事中のたっくん。
メニューもなかなか素敵な洋食。
アルジェリアなのに、油っぽい中華で疲れた胃を、ここ数日は少し休ませる事が出来た。
ただし洋食になるとほぼパン食、お米が恋しくなるワガママな私であった。
会社には四川省出身のシェフが居るので、社宅にお泊まりしてる間はずっと山椒辛い四川風中華ばかり食べていた。
たっくんには持参したうどんや、ふりかけやドライフーズを駆使してのお食事だった。
食事してると猫が足もとに来た。→
「なんかおくれっ!」って目で語ってる感じ(笑)
犬は飼い犬をちょいちょい見かけたが、自由気ままな雰囲気の猫は結構たくさん見かけたなぁ。
食後少ししてからプールサイドへ移動。
パパは寝巻用の短パン、たっくんは前日のズボンでプール遊び。
私は水着もないし妊婦なのでパス。
楽しそうに遊んでるように見えるが、でも実は最初にパパに抱っこされて少し入ったけど泣きだしたので出たところ…。
その後はずっと私の手を握り締めて、プールの端っこの階段部分で足をつけて遊んだだけなのだった。(それは楽しそうだった)
その後部屋に戻ってお昼寝、そしてお庭を少し散歩した後に夕食へ。
ここではリゾットがあり、お米が食べれて嬉しかった☆
そしてまたお部屋に戻ってお風呂の後、就寝…zzz
連休2
朝食の後、午後お迎えに来てもらうまでお散歩。
(タクシーは少なく、バスもよく分からず、移動は会社の人に車を出してもらう状態だった。)
いつの間にやらカメラの設定がモノクロ状態、でもなんか味がある感じ!
←この小道の先に写ってるギザギザ、階段っす。
可愛いけど登りたくないな…。
ラマダン(断食月間)は明けたらしいが、連休中はほとんどのお店は休みのままらしい。
折角市内に宿泊したのに、お店探索を満喫出来なかった…残念。
カフェや小さなスーパーやフルーツ屋さん等、食品関係のお店はちらほら開いていた。
日本とか中国やったら祝日なんて稼ぎ時やん、お店開いてるのに、ここでは皆休みになっちゃうのね…。
今日はベライッドさんが担当。(犠牲者!?)
2軒目になる今夜のホテルまでの移動に迎えに来てくれた。
第二のホテルはAurassi→http://www.el-aurassi.com/
今度はランクが☆5つにアップ、お部屋も清潔感があって広くなり、しかもここは景色が素敵!
とりあえず移動してからお昼寝タイム。
夕方またベライッドさんが迎えに来てくれて、ちょこっと観光に出発。
←こちらはホテルからも見えていたアルジェのシンボル(?)「独立記念塔」
塔の真下から空の写真を撮りたくて、どんどん階段を登って行ったら、最後の一段で笛の音が聞こえた。
どうやら入っちゃいけないらしい…
機関銃を持った人に「non!」って合図されてビックリした(>_<)
道中今夜お泊まりのAurassiホテルが見えた。
赤い矢印の下の高い建物がそう。→
向かって左半分は工事中でカバーされて色が違って見える。
ホテルからの景色は最高やけど、交通の便は少々不便。
すぐ歩いて行ける距離(私基準の10分以内)には何もない。
次なる目的地へ向かう途中、モスリンの教会(?)の撮影がやっとできた。
あっちこっちにあるのだけど、車の中でたっくんが動き回るので自由に撮影が難しく、やっとこさ撮れたのだ。
定時になるとお経というか、音楽というか、コーラン(って言うのかな?)がガンガン聞こえてくる。
ラマダン中は日が昇る前にお食事時間に叩き起こすように午前4時前後にガンガン鳴らすようだが、幸い会社のすぐ近くには教会がないようで、遠くに聞こえるだけで、叩き起こされずにすんだ。(到着直後は時差ボケで聞いた。鶏の声も。)
次なる目的地に到着。
こちらはキリスト教の教会
何故だかもの凄い良い姿勢で写ってるたっくんの後ろ姿→
この教会はイタリア人が最近補修したそうな。
海を向くマリア様は、おフランスはマルセイユのマリア様と向かい合ってるそうだ。
この教会から見る地中海も美しい。
そこのベンチに腰掛けるカップル。
なんか素敵な雰囲気。
何を語ってるのかな?
ここでは小学生くらいの子供たちに何を言われてるのか分からなかったけど、後から聞いたところ、挨拶した後お小遣いをねだってたらしい。
場所によっては外人を見るとお金を欲しがるそうな。
でもお小遣いせびるのなら、何か国語か勉強したら?
私には通じなくってよ。
さてホテルに戻りましょうか…というところで、鍵を握り締めていたたっくんが自分でガチャガチャやりだした。
「おぉ~っ、やるねぇ~っ!」ってしばらく大人3人で見守っていた。
結局鍵では開けられず、ボタンを教えてもらいロック解除☆
しかし色々見てるもんやねんなぁ。
ホテルに帰ってベライッドさんと一緒に夜景を見ながらホテル内のレストランでお食事。
でもこの写真は深夜に目が覚めた時のもの。だから独立記念塔のライトが消えちゃってて残念…。
連休1
ラマダンが終わる時、週末に1日プラスで連休になった。
その第1日目、現地社員の人たちと、世界遺産ティパサに行った。
海際に残る約1500年前の遺跡。
大部分は地震によって崩壊。
ここは海へと続くアーケードだったらしい。
目の前に海が開けてめっちゃ気持ちがいい。
さぞかし綺麗やったんやろうなぁ~。
ここの風の強さを物語る木。
もの凄い木陰…。
海風で安定して(パラグライダーで)飛べたりするのかなぁ~なんて思ってたけど、問題外みたいね…。
ちなみに、最初の週末に行った地中海沿いでは、カイトサーフィンしてる人がいっぱいいた。
ちょっと登ったところからの景色。
めっちゃ美しい!
自然環境が良くて、地中海気候で過ごしやすく、とっても気持ちよかった!
(半袖で坂道歩いてるとほんの少し汗ばむ程度の気温、日蔭は涼しい)
こんなスゴイ遺産を、こんなに身近で見られる→
1500年前の柱の台にもたれかかる我が家のお坊っちゃま。
偉大な雰囲気でございますっ☆
この日一緒に行ったのは、アハメッドさんとベライッドさん。(名前覚えるの大変やった…)
アハメッドさんは子供を3人連れての同行。(アルジェリアは子だくさんらしく、3~4人が平均らしい)
←手を引いて一緒に歩いてもらうたっくん。
言葉は必要ありません。
そして帰り道の道路沿いの空き地でピクニック→
朝からシェフにご飯炊いてもらっておにぎりを持参してみたが不評やった…(涙)
しかも食べれたのは子供だけ、大人はまだラマダンで太陽の下では一切口に物をいれましぇん…。
では現地人は何を持参したか。
パンとチーズとジュースであった。
パンを手でちぎり、真中にチーズを挟んで食べる…簡単で美味しい。
たっくんはお母ちゃんのおにぎりも、いただいたパンとチーズもしっかり食べてくれた…良い子。
その後パパは会社へ戻りお仕事を少々。
たっくんと私はパパが連休中に計画してくれたホテル3軒巡りの1軒目「Hotel Albert」http://www.flickr.com/photos/bigbadi/3415566123/にチェックイン。
部屋は古くて狭いけど味がある感じ。
洗面所は日本人には結構厳しいかも?…少なくともうちの父は嫌がるだろうし、子連れには少々厳しかった感じ。
でも立地条件等はいい感じ!
部屋からの景色→
ただ、ラマダン中?明け直後?でお店はまだ閉まってる状態やったから、折角の市内中心部宿泊も、お店とかを見て回ることは出来なかったのが残念。
またもや「っち!(あっち)」とたっくんに外出(お外大好き)をリクエストされたので、二人でお散歩に出た。
←大きくて美しいグランドポスト(郵便局)も近い。
子連れで歩いてると、色んな人がたっくんにチュ~しに来たり、話しかけてくれたりするのだが…分かりましぇんっ!
それ以外にも「ニーハオ」とよく声をかけられた。
2000年以前は欧米でアジア人を見ると「こんにちは」と声をかけられる存在だったが、以降は「ニーハオ」…これまた中国のパワーを感じるのであった。
不自由な平日
ちょっと手がすいた時とかに様子を見に来てくれたりしたけど、北京のようにちょっと散歩するにも不便(坂道だらけ&たっくんが遊べるところナシ&鍵なし&言葉の壁)で、結構辛かった。
そんな私たちを、やんやんが仕事の後に散歩に連れてってくれたりした。
←道端のパン屋さん。
パンはかなり美味しい。
やんやんの仕事中は、銀行へ行くのに一緒に車に乗せてもらって市内を見たり、シェフ(四川省出身の中国人)の買い出しに着いて行かせてもらったり…暇つぶしも大変。
とある日に一緒に行かせてもらった中国スーパーのお写真→
普通の家の門番の人と何やら挨拶をしてからを門くぐって、奥の方に広がった棚たち。
オープンな所をイメージしてたのだが、どうも闇っぽく、2軒巡ったがどっちも似たりよったり。
シェフのおじちゃんも運転手さん(現地人)に中国語で「分からんやろけどな」とか言いながらバリバリ話しかけてるし、中国人の底力をこんなところでも感じた。
そして疲れたらお昼寝
他にはだいたいがお庭で遊ぶ感じ、シェフの王さんにもいっぱい遊んでもらった。
「っち!(あっち)」って門を指さして外出をリクエストされるので、何度か二人でフラフラ出歩いたりもした。
そんな平日でした。
週末
金曜日に到着したので、翌日は少し外へ連れて行ってもらった。
その前に、時差ボケ中…
早朝4時にたっくんが目覚めたので、遊んで夜明けを待った。
夜明けと共にやんやんを起こし(迷惑な話…)、ご近所探索のお散歩に出かけた。
早朝の光と空気は久しぶり、疲れてるけど気持ちよかった!
こちらは会社兼社宅→
1階が来賓用お食事部屋+シェフの部屋+キッチン&ダイニング、それにお庭+駐車場
2階が会社、4部屋
3階が社宅、4部屋
4階が1部屋+屋上
…という構成。
1~3階にお風呂&トイレがあるのだが、どこも兼用やから、子連れで生活するのはちょっと厳しいなぁ…。
昼食後、空港近くの大型スーパーでお買い物した後、地中海へ。
←道中、空港と市内を結ぶ主要道路から撮影した景色。
この山の向こうはサハラ砂漠やって…。
社会の授業で聞いたことはあるけど、まさか自分が間近に来るとは思ってもみなかった。
地中海はめっちゃ青い!
透明度も良かった。
中国人と結婚し、夫の赴任でアルジェに降り立ち、運転手さんに連れてってもらって地中海を眺めるとは…
人生本当にいつ何が起こるか分からんもんや…
素敵そうなお店も、生憎のラマダン期間中で閑散としていた。
太陽が出てる間は水も口に出来ないなんて…考えられん。
それにしても滞在中ほぼラマダン期間、最後の1日だけ普通の景色を見る事が出来た状態で、ちょっともったいない感じ。
まぁ嫌でもまた行く事になるし、その時ゆっくり通常の街をみるとしよう。
アルジェリア航空
2010年9月3日~14日、アルジェリアの首都アルジェへやんやんに会いに行った。
行きはたっくんと私とお腹の赤ちゃん。
フランス語はもちろん、英語も出来ない私が、はちゃめちゃな1歳4か月ちょいの子供を連れて身重でトランジットなんて考えられない。
北京ーアルジェの直行便、アルジェリア航空のビジネスクラスを確保してもらった。(お値段はエアーフランスのエコノミーと一緒)
直行便で12時間…
しかも離陸が2時間遅れてヘトヘト。
ラウンジが使えたので、なんとか乗り越えた感じ。
でもラウンジに着いたのがちょうど搭乗予定時間くらい、心配で離陸予定時間に現状を確認に行ったら、「飛行機は到着してるわよ」って…そういう次元?
食い下がる私に「電話で確認してみるわ」と言ってくれたスタッフ。
その答えにさらに驚いた。
「もう乗客は降りたそうよ」
…そうですか、もうしばらく待ちます。
なんとか離陸。
朝早かったせいか、たっくんは寝てくれた。
タイミング良く私の食事時間に2度寝てくれたたっくん、いけてます。
たっくんにも恐らくエコノミーと同じ機内食が出てビックリ☆
あれこれ準備したけど、荷物になっただけやった。
チェックインも並ばずに済んだし、待ち時間もラウンジが使えて助かったし、美しくない機内やったけどやっぱりエコノミーより広いし、客数に対し余裕があるので3席使わせてくれたし、狭い中もうろうろ歩きまわれたし、この便にしてもらって助かった!
先に降りれたので入国審査も前の方。
しかも子供に優しい国で、たっくん抱っこして並んでたら、前の4人くらいをすっ飛ばして手招きして呼ばれ、先に入国させてくれた。
やったらひとりひとりに時間がかかってる様子やったから、これまた助かった!
…と思ったら、入国審査の後にも手荷物検査!?
そこでキャノンの一眼レフカメラがひっかかった。
双眼鏡の持ち込みが禁止されてるらしく、レンズにも煩い?
「仕事はメディアか?」とか聞かれ、必死で無職の主婦だと答えたつもり。
すったもんだしてたらパスポートを出せと言われたので出したら、「おぉ、日本人かぁ!」と態度がコロリ。
とにかく無事に通してもらえて助かった。
預けた荷物を取って出口へ向かった時も、「おぉ、日本人ね~。どうぞ!」とノーチェックで出させてくれた。
ちなみにアルジェリア航空の直行便は、工事に携わるドカタさん(中国の田舎の人)とか、個人輸出入業の人が多いみたい。
手荷物を持つのを手伝ってあげようと言う人や、預け荷物をレーンから降ろすのを手伝ってくれた人とかも結局良い人だったのだが、声をかけられると構えてしまった私であった。
空港を出たら、やんやんが迎えに来てくれていた。
会社の車に乗ってお泊まり先(会社兼社宅)まで。
道中有名なスポットを通ってくれた。
アフリカと聞いて私がイメージするものとは全く違っていた。
とにかく空が綺麗!
まぶしかった。
お肌もじりじり。
坂道だらけで、建物がヨーロッパちっく?(ヨーロッパを良く知らないのだけど…)
でもめっちゃ威圧感があったのは、警察がいたるところにいること。
しかも主要道路には爆弾探知のアンテナ持った検問がいっぱい。
テロはやっぱり怖い。
無事会社に着いて、ひとまず安心。
本場のマカロン
アルジェリア行きもそうだったが、だいたい3日目くらいに生活が現地時間に近付いてくる
と同時に、現地の環境や生活にも慣れてくるよう。
環境の変化や時差について心配してたけど、結構タフに順応してくれてる…と思う。
昨日は夜12時まで3時間ほど寝て、午前6時頃やっと6時間の睡眠に入れた。
今日は午後11時過ぎに就寝。
久しぶりに自分のパソコンでネットタイム♪
行きはアルジェリア航空で北京ーアルジェ間をひとっ飛びやったけど、帰りはやんやんと一緒やったので経由も怖くない。
フランスはパリの空港でトランジット5時間。
その間に空港でお買い物をした。
かわいいマカロンのお店があって、思わずひとつ買ってお味見、美味しかったのでおみやげに少し買った。
北京で元は使い慣れてるから感覚があるとして、アルジェリアではディナール、フランスでユーロ…金額の感覚がいまいちっ(汗)
今ネットしながらやんやんとそのマカロンでティータイムしてたら…
この小さな箱に入ってた4つのマカロン。
確か8ユーロ弱やった。
それって…80元くらい?
80元ってことは現在1000円ちょっと!?
…。
すぐさまお茶なんぞ飲まず、しばらく味わっておけば良かった…。
みみちいことに気付いたティータイムであった。
そんな美味しいマカロンのお店LADUREEは、シャンゼリゼ通りにもお店があるとか?
いつか行ってみたいな!
今度はじ~っくり味わうぞ…。
http://www.laduree.fr/index_jp.htm
2010年09月02日
簡単にキレる
明日の早朝、アルジェリアに向けて出発する
9時前の便やから、余裕を見て6時前には家を出ようと思っている。
となると、起床は5時前…
ちょっと不安な早さ。
何かと色々あって、いつもよりちょっと遅くなってしまった。
なんとか9時半から就寝前のミルクを飲ませてたら、中国のじいちゃんから電話がかかってきた。
「明日は何時? 直行か? エコノミーか? 元気か? 気をつけて」
珍しくじいちゃんから電話で、しかもばあちゃん出てこず。
なんかいつも(ばあちゃんだけが喋りまくる)と違って不思議な感じやった。
そしてなんとか9時40分頃にベッドへ。
子守唄歌いながら、うつらうつらしかけるたっくんを見つめていたら…
なんとも間の悪い電話が鳴った。
また夫の実家からだった。
今度はいつもの電話=ばあちゃん喋りまくり、こっちの話なんぞ聞かんと言いたい事だけ言う感じ。
「明日は何時? 直行か? 席はエコノミーか? 空港までは運転してくのか? 元気か? パスポートやチケットは無くさないように、忘れ物はないか?…うんたらかんたら…気をつけて」
…あんたら一緒に住んでるんやろ?
なんで同じこと聞いてくるねん?
しかも私を一言目で簡単にキレさした「まだ寝てないの?」という出だし。
あんたが電話してきたんやろぉ~っ
忙しい日々+間の悪いタイミング+私の言葉(質問等)は聞いちゃいねぇ+一言=簡単にキレてしまい、愛想なくやってしまった。
電話を切った後、思わず「寝かけてたところにあんたが電話してきたんやろっ!」とモンクを口にしてしまった。
ベッドに入ったら、たっくんが「まぁまぁ…」というかのように、「だぁ~」っと笑いかけてくれた。
ありがとう
さて、寝ようか…
と思ったらまた電話が鳴った。
今度はやんやん、なんと「まだ起きてた?」って…
「あのなぁ~、たった今…」と、ばあちゃんの分もモンクを言われたやんやんであった。
その電話の後、いつもなら電話の音にビックリして泣いたりしがみついたりするのだが、今回は大人しくベッドで待っていてくれたたっくん。
その後もどこまで歌ったか忘れちゃったので、最初からもう一度子守唄を歌ったら、その1曲で寝てくれた
たっくん、いい子
愚痴ってる暇があったら、早く寝たら…という感じなので、もう寝ます。
12時間の飛行機、7時間の時差
たっくんがどう対応出来るかちょっと心配な面もあるけど、3カ月ちょっとぶりにパパに会えるのは楽しみっ
私も初アフリカなので、それも楽しみっ
いってきます。