2011年05月10日

パトカー&消防車

まっまさか…
中国でパトカーを呼ぶ事になるとは…。

午前中、お買い物へ行くために出かけた。
荷物を車に乗せ、今回日本から持ってきたたっくんのチャイルドシートと、たっくんが使っていたチャイルドシートをななちゃんの体重に合わせ向きを変えて装着。
子供2人をチャイルドシートに乗せて、ドアを閉めた。

☆ガチャッ☆

あっ!
たっくんがロックをかけたっ!?
窓は全部閉まってる。
車の鍵は…車の中
スペアキーは家、だけど家の鍵は…車の中
携帯電話は…車の中

◎§ΘΨδ@λ☆Λ◆Π
どうしよぉ~~~~~っ

とりあえず母に車についててもらい、私は自宅がある団地の門へ走り門番(管理業者の人)に助けを求めた。
頼りない返事だったのだが、そこに顔見知りが通りかかって警察に電話してくれた。
そして警察を待つ間に管理業者の事務所(敷地内にある)へ走り、鍵あけ業者を呼んで貰ったら20分で到着出来るとのこと。

車のもとへ戻ったらパトカーで警察が到着しており、「①業者を待つ、②ガラスを割る どっちにする?」と聞かれた。
①を待ってみて、ダメなら②ということにしたのだが…

必死でガラス越しにたっくんに鍵の開け方を指示するも、反応はあるが思うように動いてくれない。
ななちゃんは幸い寝ていた。
次第にたっくんの顔が赤くなってきた。
気温は暑いとまではいかないが、日向に車を停めていたので、車内はどんどん気温が上がってることだろう。
管理業者の人たちがダンボールを車にかぶせてくれた。
どんどん人が増えるし、怖くなったのかたっくんが泣きだした。

もう待てないっ!
「ガラスを割って~
たまらず警察にお願いした。

子供が安全ならどうなってもいい!
ってことで、後ろのガラスを割る事に。
大きな斧のような物がどこからか出てきて、一発でパリ~ンと粉々になった。
ガラスガラス割るのって簡単やねんなぁ…。
警察の人が乗り込んで、鍵を開けてくれた。
←修理に走る前に撮った写真

私はたっくんを、母はななちゃんを慌てて車から降ろして抱きしめた。
たっくん、スゴイ汗やった。

ガラスがないから、管理業者の門番の見える位置に移動させて監視してくれることになった。
ふと後ろを見たら、大きな消防車がUターンしている。
私たちのもとへ来てくれたらしい。
消防車でどうやって助けてくれるつもりやったのか…分からんけど、どうもありがとう。
かなり派手な失敗をやらかしてしまったようだ(苦笑)
でも笑える結果で良かった…。

門のところで鍵業者と出会った。
「交通費だけでも払え」と言う鍵業者に、管理業者が「4か月の赤ちゃんも閉じ込められてて待てなかった。ガラスの修理代もかかるんだ、見逃してくれ」ともみ消してくれた(笑)

一旦家に帰ったら、疲れたのかたっくんが早いお昼寝。
お昼御飯を食べて、ななちゃんにおっぱいをやってから、私ひとりで車の修理に行った。
本当は人の運転する車に少し乗って感覚を取り戻してから運転しようと思ってたのに、スパルタでプチ遠出するはめになったけど、行くしかない。
いつからだったか、車購入の規制がかかったので車屋さんはがら~んとしていて、すぐに修理してもらえた。
保険で修理出来るのだが、電話して写真撮って…と時間がかかる。
金額を聞いたら払える額だったので、現金で支払うことにして、すぐに直してもらう事にした。
後日取りに行くつもりだったのだが、2時間弱で出来るというのであれば、待つ方が時間の無駄がない。
待合室へ向かったら、手前に「マッサージ」の文字が。
修理してもらってる間、1時間50元で全身マッサージをしてもらって、肩コリ解消☆笑
そして修理代は555元やった。(現在1万円=700元) 安っ!!

無事ガラスも入って帰宅。
そしてやっとこさお買い物に行けたのだった。
ななちゃんはさておき、たっくんがトラウマになったら大変…と思ったのだが、すんなり乗ってくれて良かった。

とんだ失敗、もう二度と同じ失敗をしないように…
午後から小さなウエストポーチに家と車の鍵、財布、携帯電話を入れて身に着けることにしたのだった。



prettydog_alf at 22:55│Comments(0)TrackBack(0) 主婦in北京 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字